中学時代の成績の平均は「2」でした。
タイトルを見て「えっ」と驚くかもしれませんね。
実は、八学塾長こと私の中学時代です。中学生になると本格的に部活がはじまり、教科によっては教える
先生がかわり、中学生になる前にそのことを何となく分かっていても、実際に中学生になると戸惑っていま
した。
部活はバスケ部。毎日の練習はとてもハードで、ランニング・筋トレ・ドリブル・パスの練習など、土日休み
なしで家に帰ると勉強しなければと思っていても、テレビ(マンガ)・雑誌・マンガ本・ゲーム機・友達と遊びに
出かけたりなど誘惑に負けてしまい、中1~中3前半までは、集中して家庭学習できる状況ではありません
でした。
中学で教科によって先生がかわるのは、気分転換にもなりましたが、先生によっては、説明が雑だったり、黒
板に板書する字が汚かったり、授業中に同級生がうるさかったりと教える先生によって様々で、なかには分かり
やすく説明してくれる先生もいましたが、学年が進むにつれて、勉強が分からなくなってきました。
中学時代、自分も少し「やんちゃ」でしたが、自分よりももっと「やんちゃ」な同級生が地元の高校に行くと知っ
て、自分は「もっとしっかり勉強したい、勉強が分かるようになりたい」という希望で盛岡市内の公立高に入りた
いと思っていました。
【三者面談後、本格的に受験勉強】
そして、中3の2学期に学校で面談があり、担任の先生と母親と私で進路について話し合いました。担任の先
生からは盛岡市内の公立高をあきらめるように言われ、自分はどうしても盛岡市内の公立高に進みたいと伝え
ました。それから、やっと目覚めたように受験勉強を始めました。近所の本屋に行って、「岩手県立高校入試の
過去問」を買って、家でひたすら解いてみました。
学校の授業が分からない状態だったのでとても大変でした。「英・数・国・理・社」と、どの教科も過去問の問題
1つ1つ解き方が分からないところを解答の解説を読んだり、それでも分からないところが多かったので、中1か
らの教科書・プリント・ノートを見ながらと、とてもハードルは高いながらも、ほぼ毎日家で勉強を続けていきまし
た。学校以外で勉強するときに自分に教えてくれる先生がいればなぁと思いながら勉強していました。
【そしていよいよ、高校受験】
2学期の面談から数ヶ月、受験勉強を続け、盛岡市内の私立高校を受験し、見事合格できました。担任の先
生に盛岡市内の公立高が不合格でも私立高校に行くということを前提に、盛岡市内の公立高を受験しました。
3月15日の受験日まで1ヶ月少し。睡眠時間を減らしながらも頑張って勉強を続けました。そしていよいよ受験
当日。筆記試験は問題内容もしっかり分かり、見やすい字で答案用紙に記入し、試験終了時間までしっかり見
直しもできました。そして面接試験ではしっかり志望動機を面接官に伝えることができました。
【公立高、合格発表。結果は・・・】
発表日当日は、あまり自信がなかったため、会場まで行きませんでした。合格発表の翌日、新聞に合格者の
名前が掲載されていました。受験した高校の学科の欄を見てみると自分の名前がありました。無事合格です。
これで何とか毎日のハードな勉強をしばらく休めると思い、高校に入学するまで勉強せず、サボっていました。
【高校生活がスタート!】
そして4月になり、高校の授業が始まりました。中学の時とちがい、授業のスピードは速く、先生が黒板に板書
するのをノートに写すだけで精一杯でした。授業の内容が分からず次の授業に進むとさらにわからなくなってし
まいそうだったので、部活が終わり帰宅後すぐに夕食・入浴後は「毎晩22:00就寝・毎朝2:00起床」と睡眠時間
は約4時間。そして「毎朝2:00~6:00」まで家庭学習を頑張った結果、中学時代の成績になかった「5」を高校2
年生になって始めてもらいました。そして高3の定期考査では、学年約350人中、学年2位という成績になりまし
た。高校入学後は、定期考査の勉強がはかどらず、中学校の範囲を復習しながらととても大変でした。
あとで、ふりかえってみると小学校~中学校までの「基礎学力の大切さ」ということが皮肉にも、中学を卒業し
て気がついたのです。もっと早く分かっていれば、高校でこんなに苦労しなくても済みました。今でも苦い思い出
です。
【小学生・中学生・保護者の皆さんへ】
現在、中学生(または小学生)で学校の授業が分からなかったり、学校テスト(中学生は定期テスト)の点数が
悪い場合は要注意だと思います。子供達には「中学時代の私」にはなってほしくないと願っています。
それでは何が必要でしょうか。「学校授業をしっかり聞く。」「提出物(宿題・課題)をしっかりする。」 さらに中学
生は「定期テストを万全にする。」、中3生は「高校入試に向けた取り組み」が重要になってきます。これらがしっ
かりできていないと、「分からないという借金」が増えてしまい、将来の自分の可能性を台無しにしてしまうことに
なりかねません。将来希望する学校(高校・大学など)や職業がたとえ無くても、毎日努力すれば必ず道は開け
ます。そして将来の可能性は広がっていきます。